オルフについて

オルフとは

 

名作曲家カール・オルフ(独・子ども音楽教育者、「カルミナ・ブラーナ」作曲)が考案した音楽教育で、子ども達の早期音楽教育に適しています。

話し言葉、動き、音楽(リズム・メロディー)を音楽の基本として、子ども達の創造性を育てます。

日常の素材を用いて即興音楽を作り、歌い、身体を動かし、楽器を演奏しながら、子どもの感性を磨きます。そして、将来、多彩な音楽を受け入れることのできる素地を作ります。

その子ども達にしかできない音楽表現を広い音楽的価値の尺度で見て評価し、子ども達の素晴らしさを発見することから出発していきます。

ピアノやオーケストラ・バンドの楽器のレッスンは、オルフの初歩的な音楽を知ってから始めることをオルフは奨励しています。

オルフの特徴

 

  • 子どもらしい共演、即興演奏を主要な目的としている創造的音楽教育
  • 学んで行く段階で豊かな人間を育て、創造性を高め、将来多彩な音楽を受け入れる事のできる素地を作る
  • 子ども達が持っている原始的なものを自然に導き出し、音楽に結び付ける
  • 子ども達の聞き慣れた言いまわし、歌(最初はペンタトニックからできている曲から)等、単純なものから始める(わらべ歌などを使う。)
  • 初歩では、赤ちゃんや幼児が最初に発する単語から順を追い、それらの形成している音の順番が自然である事を認識しながら音楽表現に結び付ける
  • 間違いを正す教育(教室のルールとは別)や上手下手を決めるのではなく、自分自身の表現を大切にする
  • 感性を磨き、個性を生かし、創造性を育てる
  • オルフが考案したスタジオ49(SONOR)楽器を使用(上品でやわらかいな音色の楽器)

オルフの音楽教育

 

【スピーチ】
音楽経験としてのスピーチ(話し言葉)はオルフのアプローチの特徴
スピーチは名前、身の回りの言葉、韻をふんだ詩等、昔からある言い回し
スピーチを音楽体験に変えることにより、子ども達は言葉遊びをしながらリズムのパターンを作っていく
(例)スピーチ → リズム → 
スピーチとリズムを反復し、身体を使ったリズム表現や楽器を加えて曲にする
【歌】
スピーチが歌になり、リズムからメロディーが生まれる
初歩ではペンタトニックの曲をよく歌う(オルフはペンタトニックを子どもの生まれ持った音調だと考えていたため)
伴奏はオスティナートパターンを使用
【動き】
子どもは感情表現を動きで表現
訓練されていない日常の動き(走る・ジャンプ・ホップ・ターン)や自然の振る舞いの単純な動きから始め、子どもの動きを音楽に関連させて音楽概念を植え付けさせる
動きと即興は自己認識を助長し、可能性のある表現を実現
将来の美的感覚的な教育の元となる
オルフの「動き」はダルクローズのリトミックから見い出したもの
縄跳びやボールなどを使って音楽要素を学ぶこともある
【即興】
上述の【スピーチ】【歌】【動き】で説明した方法で即興する
オルフの即興のゴールは創造的に考える習慣を身につけること

「英語」も一緒に行うのはなぜ?

 

今私達が耳にする音楽のほとんどは西洋音楽からのものです。

音楽の根本に言語があるとすれば、日本語とオルフの母国語や主流の英語には大きな違いがあります。

日本語は高低(pitch)を持ち、他言語は強弱やアクセント(stress)を持ちます。

西洋言語はリズム譜に書き表しやすく、言語そのものが西洋の音楽に発展させられていく可能性を持っています。

早期英語教育に興味が持たれている昨今、オルフを学ぶことは語学と音楽を知る助けになることでしょう。